水野 歩美(みずのあゆみ)さん (50代、長野県)

   

私は小さい頃より、活発でありながらとても疲れやすい子供でした。遠足に行っても、何時までも筋肉痛が治りません。あちこちに日替わりで痛みが出て、大人になっても、ずっと不定愁訴の多い人間でした。首痛、腰痛、肩関節の痛み、手首の痛み、膝の痛み等々、整形外科や整骨院へ頻繁に通院していました。

平成7年、次女を出産後より尿漏れに悩み、病院を受診しても治らないまま。こんな頃より、股関節の痛みも現れました。痛みが出ては消え、の繰り返し。

平成13年、臼蓋形成不全と一度診されています。
平成23年、子宮内膜症、卵巣嚢腫、子宮筋腫と診断。
        秋には、関節リウマチと診断。服薬。
平成25年、春、ナルコレプシーと診断。服薬。
平成27年、2月、臼蓋形成不全(左右)からの左変形性股関節症。
        8月、専門医受診。

自分の骨を使う骨切り術は、年齢とリウマチの為リスクが大きく、人工股関節手術にはまだ年齢が若すぎるとの事で、まず、リハビリで筋肉をほぐし、筋力を付ける事になりました。

この頃、仰向けで膝を曲げて体に近づける事をしても、膝が90度も曲げる事ができません。よって、靴下を履く、ズボンをはく、足の爪を切る、という動作が大変です。歩く事も、立っている事も座っている事も辛くなりました。正直、手術を覚悟で受診した私には、手術ができないというのは、大変ショックな事でした。

妹からの一声でエゴスキューを開始。次々と変化が

そんな私に、既にエゴスキューの個人セラピーに通い、一度のセラピーで腰の痛みがすっかり消えた妹が、手術の前にエゴスキューに行ってみてはどうかと、後押ししてくれたのです。

平成27年8月19日に第1回目の個人セラピーを受けました。1回目のあと一瞬と4回~5回の間に、幾度か、痛みを感じない時がありました。個人セラピーを始めて、最初に効果が出たのは尿漏れです。ステロイドによる浮腫も、4回目を過ぎた頃より、重荷を降ろしたように楽になりました。

セラピーを始めてから、悩まされたのが好転反応です。 幾度となくスタジオに電話をし 、その都度励まされました。好転反応は大変おめでたい事、と聞いても、辛い体には気持ちも滅入りましたが、5回目頃より、ようやく、辛さを気持ちでカバーできるようになってきました。

私の不定愁訴はいつの間にか消えました。ナルコレプシーの眠気も、酸素が体に運ばれるためか、日中は爽快になってきました。しかしまだ、股関節とそれに伴う膝の痛みは抜けません。歩き方も、びっこをひく事が強くなり、会う人皆に「足どうしたの?」と聞かれる始末です。自分でも、どうしても、痛くてびっこをひいてしまいます。ここまで筋肉の再教育をしてきても、私の身体は、痛い状態が良い状態と勘違いしているようで、なかなか良い状態を保ってくれません。ついに私は歩き方を忘れてしまいました。

個人セラピーとグループ講習を並行して受講。エゴスキューの理論と体が繋がった!

そして、平成28年4月、私は2日間のグループ講習に参加しました。個人セラピーを始めて7ヶ月が過ぎた頃です。背中に感じるハグの手の温もり。2日間が終えてしまう事が悲しいくらい、それはそれは楽しい時間でした。
講習の合間に、セラピストさんに歩き方を見て頂いたところ、足を後ろに引くお尻の筋肉が無いとの事でした。講習の中で、サッカー選手を例に、蹴る事と引く事の話をお聞きしましたが、私の身体とは結びつかず、また、ランナーズ・ストレッチ(短距離競争のスタート時の「よ~い」の形で両膝を伸ばすエクササイズ)をやった時には、左足の膝が内に入って伸ばせない事に驚きました。

グループ講習の翌日、10回目の個人セラピーを受けました。前日2日間、エゴスキューのE-サイズ(エゴスキューのエクササイズ)を沢山こなしたお陰で身体が良く動きます。セラピーの終わりには足が後ろに引き易くなり少し歩き易くなりました。その時にはそこまでしか感じませんでした。家に帰った翌日、グループ講習の話や、セラピーの事を思い返していた時です。

理論と私の身体が繋がったのです。
歩く事は、ただ足を前に出すのではなく、残す足を蹴る事で逆の足が前にでるのだと。私は「歩き方を思い出しました!」まだお尻の筋肉が弱いため、蹴る力が弱く、少し痛みがあります。
「明日から何をしようかな。」

「未来が明るく楽しい物に見えてきました。心が浮き立ちます。」

不安だらけの日々から、体の変化が楽しみな日々へ

5年前にリウマチと診断された時には、これから先どうなってしまうのだろうと、不安だらけでした。股関節の痛みは、運動を極力避け、仕事(夫とえのき茸の栽培工場を経営)でも、重い物を持つ事を避けてきた為に、筋力が低下し、機能不全に陥ったと思われます。家族との時間も楽しさが減り、暮れに産まれた孫を立ってあやす事もままならず、友達と旅行に行く事など考えられなく、卑屈になっていました。

でも、今は違います。今度孫に会う時には、7Kg位になっているだろう孫を楽に抱っこできるでしょう。

セラピストさんが、「歩美さんは、美しく歩くと書きますね。歩美さんはエゴスキューに出会うべくして、出会ったのですね。」と、おっしゃいました。痛い左足は辛かったけれど、この足のお陰で出会えたエゴスキュー。

これから一生のパートナーです。まだまだ身体が変化すると思います。

薬の量も減らしていけるのではないかと思っています。(今は薬を飲み忘れると、ロボットのように身体がギクシャクしてきて動けなくなります。)これから益々変化が楽しみです。トレーナーコースも受講してみたいと思っています。常に良き理解者となって、私を支えてくれている夫と、さりげなく手を差しのべてくれる家族に感謝します。そして、エゴスキューで出会った全ての皆様に感謝の気持ちで一杯です。

初めてスタジオへ足を運んだ日は、「磨り減ってしまった軟骨をエクササイズでどうするの?」「無理でしょう!」そんな気持ちもあり、その時には今の自分は想像できませんでした。
今も病院の待合室では、様々な痛みを抱えた方が、この痛みを治そうとじっと何時間も待っています。
「私とエゴスキューのエクササイズやりましょうよ。今より、数段楽しい明日が待っています。」見掛ける方皆さんに、声をかけたい衝動にかられます。