阿部和枝(あべかずえ)さん (50代、宮城県)
私は、2013年1月より8回、渋谷セラピースタジオにて
個人セラピーを受講しました。
セラピー初回の時には、右肩に痛みがあり、
右手を高く上げることも水平にすることもできませんでした。
また、後ろに手をまわすと痛むため、2年間ブラジャーは、胸の前でホックを止めたら、
くるくると後ろに回して着るという風にしていました。
どうして、こうなったかは理由があります。
2011年の東日本大震災でのことなのですが、
私は、公務員で保健師をしていたため、避難所に寝泊まりをして、
避難所の運営方々健康管理に従事することとなりました。
その時に、半身不随の方を1日に何度も床から起こし(夜中も5回)
排尿介助をするといったこともあり、それで、右肩を痛めたようです。
さらに、7年前より毎日頭の中が鳴っている症状や、飛蚊症(目)
、右耳の突発性難聴、IgA腎症と病気を抱えるようになっておりました。
IgA腎症は、2年間ステロイド治療し、その過程の中で糖尿病を合併いたしました。
(IgA腎症:腎炎の一種で、長期にわたると腎不全になることも)
そして、このまま何もしなければ治るということもないように思いましたので、
かつてグループ講習を受講したエゴスキューを、もう一度試してみようと思ったのです。
セラピー初回の時に撮影した、自分の写真を見た時、愕然としました。
そこに写っている私の姿は、3人の子どもを産んだ
「産後の体型そのまま!!首から上に症状がくるのもあたりまえ。」と
思ったからです。
粟野さん(セラピスト)が、
「悪くなるには長いストーリーがあるように、良くなるのにもストーリーがある。」と
話されて、私は、『自分の体を治していくために筋肉ストーリーがあるのだ。』と
妙にその話に納得いたしました。
エゴスキューは、やっているうちに効果が確認できることも、
継続してやることの後押しをしてくれたと思います。
以前にグループ講習を受講し、おもしろいとは思いましたが、実行しなかった。
そんな私に、粟野さんが、初回に目標を立てる時、
「運動は3日坊主・・・でも、今までの中で、
長く続いたことがあるものはありませんか?」と質問してくれました。
少したって思い出したのです
「1年間、毎日1時間早く起きて勉強し、国家試験をパスしたこと。」
それが、私を奮い立たせました。
それは、私のリソース(資源)であることを確認できた瞬間だったのです。
粟野さんと一緒につくった目標も、とても気に入りました。
毎回、粟野さんの素敵なクールに澄んだ瞳に出会えること、
私と一緒にエゴスキューを伴走してくれる感じや、
毎回褒めてくれてうれしかったことで、脱落せずに8回通うことも、
毎日、自宅で実施することもできました。感謝、感謝です。
個人セラピー8回の受講を終え、その結果を列記いたします。
【1】2年間痛くてできなかった、背中の後ろでブラジャーのホックをかけることは、
2週間位してからできるようになった。
【2】右肩の痛みで右腕をあげることができなかったのは、
半年かけて95%位できるようになった。
【3】傾斜台を利用したE-サイズの時(写真参照)、
ふくらはぎの筋肉がちぎれそうで1段目がやっとだったが、
今は、3段目が楽にこなせるようになった。
また、傾斜台に乗り、肩の運動をするとゲップが出始め、頭痛も改善され、
エクササイズをしないと半日頭痛が改善されないこともわかった。
【4】8回目を終了する頃には、体重が7キロ減った。
【5】血糖コントロールの状態を表す値、HbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)の
検査結果が、6.9%から6.0%に下がった。
これは、0.1%下げることも容易ではないものです。
以上、粟野さんに感謝を込めて!!
春になったら、トレーナー養成コースにチャレンジしたいと思います。