以前に「股関節の激痛を自分で治す本」を購入し、その時は、変わった名前の体操?っと思い、ざっと見て本棚へ。その後、1年位して手のしびれに悩まされ、腰痛などで通院中の整形外科で手術を勧められましたが、自力で症状の改善や進行を遅くしたくて、治療法などを探していました。その時エゴスキューのホームページに出会い、本棚に片付けたあの本に出ていた体操だと気付きました。
近くのカルチャーでエゴスキューのグループレッスン講座が行われているのを知り、昨年7月から受講。そして、その3ヶ月後に渋谷スタジオでの個人セラピーへと移行しました。
50歳くらいから背中~腰の鈍痛が始まり、60歳くらいから首の激しい痛みや左腰・左背中の強い張り、68歳の時にはかかりつけの整形外科で、首・腰・手の手術を前後にして勧められ、20年近くにわたり、徐々に痛い部分が増え、痛みも増してきました。
頚椎症や背骨の湾曲、腰椎すべり症、脊柱管狭窄症、腱鞘炎(けんしょうえん)、手根管症候群、首の右側が痛くよく眠れない、上を向く、洗濯物が干しづらい。重い荷物が持てない。料理や草むしり、包丁、筆記具、裁ばさみを使うなどの手作業は、すべて手の痛みが出ました。
今まで牽引(けんいん)やマッサージ、血行促進剤、鍼(はり)治療などをうけましたが、整形外科や鍼(はり)治療もほとんど効果がなく、マッサージも一時的で、病院の玄関を出る頃にはもう痛くなってくる。湿布が手放せない。ひどい時は局所麻酔注射でしのいでいました。
そうこうしているうちに病名だけが追加され、さすがに将来の不安と焦りを感じ、病院も悪くなるのをただ見過ごして手術を待っているようでした。整形外科をあきらめ近くの接骨院にかかり1年ほどしたら首の痛み、背骨の曲がりが改善されました。
今、6回目のセラピー中です。私の症状が歩けない動かないという状態ではなかったので、受けて劇的に改善は感じなかったが、首、背骨の湾曲は少しずつ正しい位置に向かっています。
左腰の痛みは随分軽くなり、「重い症状」対「軽い症状」の割合は、7:3だったのが、3:7と逆転している。むしろ、痛みを忘れていることが多くなった。手のしびれは、夜中に目が覚めることも数段少なくなってきました。
一昨年の暮れから正月は、客布団の用意から後片付け、台所、大掃除、料理など充分こなせず大手抜きし、それも全部夫に頼ってやってもらっていましたが、今回の暮れから正月は、客布団は全て夫に任せたが、料理、掃除などは夫に頼りながらも前年より5割アップで働けるようになりました。
また、おしぼりが十分に絞れず、ベチャベチャ状態だったのが、普通しぼりの加湿気味状態まで絞れるように力がもどっていました。全身に力が戻りつつあります。以前のように家事やお出掛けが十分に出来るようになりたいです。
気持ちの変化として、猛ダッシュしない。時間内にがんばってやってしまわない。次に残す。(若い頃からがんばりの積み重ねが、今の症状に出ていると確信したから)余力を残して、その時間30分をエゴスキュー体操に充てる。毎日の継続で自力で生活できる老後に繋がるものと考えています。エゴスキューの個人セラピーを受け、自分の体に対し過信、無知、思いやりが欠けていたいた事、随分考えさせられました。気長に指導くださったセラピストの皆様ありがとうございました。感謝でいっぱいです。
私の事ですが、今の症状を作ったのは自分だということ、長い間に少しずつ悪くして、手のしびれ、痛みに至ったのです。痛みの事ばかり考えずに、今出来ることから少しずつやっていきました。エゴスキュー体操、外出日や体調不良などでパーフェクトではなかったけれど、目標100%かかげ、平均80%くらいは達成できました。痛みがある時は、回数を減らしたり休みながら体操する。次回セラピー時は状態を正直にセラピストに報告。そして、体操を続けることで体が変化していました。
5回目のセラピーが終わる頃、昨年の同時期より出来ることが多くなっているのに気付きました。少しづつ改善していたのです。悪くなるのも、良くなるのも、徐々にやってくるのですね。まだ動けるうちにエゴスキュー体操に出会ってよかった。『継続は力なり』実感です。