Y.Sさん(女性)



【1】グループ講習に参加しようと決意された理由はなんですか?

「骨の作りが雑」ということで、高校2年生を初めとして、3回膝の半月板の手術をしました。主治医から、おそらく40歳の頃には正座ができなくなるかもと言われており、その通り。全くできなくなっています。また、整形外科医の友だちには、X脚矯正骨切り手術をしないと、膝の人工関節手術をするしかなくなってくるけど、今がその、骨きり手術のギリギリのタイミングとか言われていました。

50代になり、朝起きるときの体のギクシャク感が、年々悪化しているように感じます。運動量が大きいと、かえって、翌日辺りから膝が重く動かしにくい状態になり、体を動かしたくても、無理できない、静かにしておく、筋力が落ちる・・・と負のスパイラルに陥るのがいやだったことと、福岡という、距離的な問題が解決できることが重なり、何としても自分の身体を健やかに保てるようにと思い、最後のチャンスと思い参加しようと決意しました。

【2】参加してどのような変化(体と心)がありましたか?

はっきりと、痛みが出なくなった、ということはありませんが、足の裏の体重をかける感覚が、広範囲になったことは、成果と考えます。左足の外側に重心をとり立っていましたが。右足の方にも重心がかかっていることを感じ取れました。

また、朝起きてからの、ギクシャク感が、早い時間でなくなっているような気がします。

【3】どのような気付きがありましたか?

体の機能は、全体で一つ。ある部分の不調は、その部分だけの問題ではないこと、ということがしっくりきました。

風邪をひいたときなど、すぐに病院かかるのではなく、しばらく体を休めることだけでも十分に治る、自分で治せる力が人間に備わっていることを信じているので、ある部分の不調を取りのぞくことをするために、その部分ではないところの筋肉をリラックスさせるような動きをやっていくという理論は、すんなりと理解できました。

成長するにつれ、使わない部分が体の中にできてしまうということは理解できます。ましてや、小さい頃から、同じ動きのスポーツを続けていくことで、それらの症状がひどくなっていくことも。

幼い子の中に肩こりや腰痛の子がいないのは、うまく体全体を使っているからということが改めて理解できました。小さい頃には、うんと遊ばせることってとても大事ですね。