川島春生(かわしまはるお)さん (40代、東京都)
【クラシックバレエ教師】

  

私は20数年間クラシックバレエのダンサーをしており現在は、教師もやらせていただいております。

大人になってからバレエを始めたので、基礎となる形、動きの習得のため、人の倍練習をしなければと考えレッスンを頑張ってきたのですが、ある時からぎっくり背中とも呼ぶ、腰椎と胸椎の移行部をよく捻ってしまう症状に頻繁に悩まされるようになりました。

バレエの本番で悔しい思い

それが出ると、ちょっとでも体を動かすと激痛が走り、息をするのもつらい状態となります。特に練習がハードになってくる本番の間際に症状が出ることが多く、練習を重ねてきても本番で力を発揮できずに終わるという悔しい思いをしてきました。

鍼(はり)、マッサージ、カイロプラクティック、整体などその時々でいろいろと通いました。治療によっては回復する事もあるのですが、しばらくしたらまた同じ怪我の繰り返し。体の使い癖を治す為の体操や歩き方をご指導いただいても一時的にはやるのですがなんとなく続けることができません。そんなわけでなかなか完治には至らず整骨院にご厄介になる日々。

グループ講習の場で即エゴスキューの効果を実感

そんなあるとき、ご縁がありエゴスキューのグループ講習を受講しました。エクササイズを行った後に、体を動かしてみたところ、バレエのポーズ、動きがとてもやりやすくなり「これはいいなあ」と思い、家でもその時のE-サイズメニュー(エゴスキューのエクササイズ)を繰り返しましたところ、いつのまにか背中の張りが取れ、それ以降ぎっくり背中の症状が出なくなりました。

しかし、痛みは忘れたころにやってきました。油断をしてE-サイズをあまりやらなくなっていたある時、やはり息もできないような痛みに襲われ、レッスン後這うようにして帰宅し、横になるのも間々ならない状況に陥りました。

しばらく時が経ち・・・再び、エゴスキューの効果を大きく実感

どうしようと焦っていたところ、妻の一言、「エゴスキューはやらないの?」。ハッとして早速「驚異のエゴスキュー」本を引っ張り出し、‟背中と腰の痛みを取り去る”のメニューをおそるおそるやりました。
すると、やり終えたころには動けるようになっており、なんと翌日のレッスンでは普通に見本を見せて指導できるくらいに回復していたのです!
 
エゴスキュー体操は、私が長年培ってきた体の使い癖からくる歪みを正してくれている印象です。疲れにくくなり、怪我をしなくなります。
また踊りも今更ながら上達してきた気がします(笑)

今後はしっかり毎日Eサイズを続け、認定トレーナーの資格取得も目指しバレエをやっている仲間や生徒さん、また、地域の皆さまにも伝えていきたいと思っています。

~これから始める方に向けて~

エゴスキューはどなたでも気軽にできる体操です。まずは無理なくできる範囲でやっていただきたいです。腰痛やひざ痛などの痛みは治らないものではありません。

エゴスキューを行うことで、私のように痛みから解放され、毎日を恐れずに過ごす人がひとりでも増えることを祈っています。