金枝好光(かなえだよしみつ)さん (60歳、栃木県)
   

金枝好光 さん

平成22年3月の定年退職を機に、私はかねてからの夢であった「ホノルルマラソン」への挑戦を、いよいよ現実に移そうと決意しました。しかし、4月29日に参加したマラソン大会で、走っている途中に大腿部が痛みだし、その痛みが取れないまま、5月に行われた大会ではわずか1.5キロ でリタイヤしてしまいました。

またここ数年、約2ヵ月周期でぎっくり腰になり、腰痛が続くこともしばしばでした。一度起きると痛みが治まるまでには、約2週間かかりました。鍼と電気療法、また、マッサージによる対症療法で痛みは治まっても、腰の張りはとれず、また、痛みがようやく治まって2ヵ月も過ぎた頃には、また発症……、と、その繰り返しでした。

そんなこともあり、「やはり『ホノルルマラソン』なんて、自分には遠い夢にすぎないのだろうか……」と思い始めていた、6月頃のこと。「腰痛」をキーワードにインターネット検索していると、「エゴスキュー」という言葉に、はたと目が止まりました。

「完走できた」その感激は、今でも忘れられません!

そのDVDの内容に従ってコツコツと運動を続けていたところ、わずかひと月、7月上旬には痛みを感じなくなってきました。そうして8月1日の日光杉並木マラソン10キロの部で、タイムはともかく、「完走できた」その感激は、今でも忘れられません!

その後、更なる改善のために、8月にエゴスキューの個人セラピー申し込みました。そのときにはまだ、今年のホノルルマラソンは断念しようと思っていた私でしたが、エゴスキュー・セラピストの方から、「金枝さん、大丈夫ですよ。ホノルルに行きましょう!」との励ましを受けました。その言葉に背中を押され、私は、「もし走れなければ、観光だけでも……」そんな気持ちで、とう とうホノルルマラソンの申し込みをしたのでした。

こうして迎えた、12月のホノルルマラソンの本番。実は、フルマラソンへの挑戦は、このホノルルマラソンが初めてだった私――。初めてのフルマラソンを海外で、というのは、まさに冒険でもありました。

実際、30キロ過ぎからこれまで経験したことのない苦痛に見舞われました。そうして35キロを過ぎる頃には、ほとんど歩いてしまっていました。しかし、それでも何とか、ゴールに辿り着くことができました。
5時間13分17秒――ゴールの瞬間、これまで支えてくださった方々の顔が次々と浮かんできました。「皆さん、ありがとうー!」、心の中で叫びました。