和田 典子(わだのりこ)さん (64歳、神奈川県)

   
「股関節の激痛を自力で治す本」(マキノ出版)を読んで、エゴスキューのことを知りました。その本を手にしたときにはまだそれほど強い痛みはありませんでしたが、右股関節の動きが悪くなっているのと違和感があってどうにかしなくてはと思っていました。

整形外科での診断は・・・?

股関節(特に右)、右お尻~太もも外側~膝にかけて本格的に痛み出してからエゴスキューの個人セラピーを受け始め、その5ヶ月後に整形外科を受診したときに、変形性関節症と診断されました。

整形外科ではすり減った軟骨は治ることがないので、手術をするかリハビリをやっていくかしかないと言われ、痛み止めの湿布薬を処方されました。その際、エゴスキュー体操をしていることは言いませんでした。湿布薬は一時的には痛みが取れて楽になるので、今でも痛いときには使っています。

股関節そのものの痛みは、もうはっきりとは覚えていませんが、個人セラピーを始めて1年以内で治まっていたような気がします。

個人セラピー受けると・・・

個人セラピーの8回コースを終了し、更に4回続けることにして、その3回目が終わって2ヶ月半ほど経った頃、ある日全くどこも痛くないことに気がつきました。初めてのセラピーを受けてから1年4ヶ月余り経っていました。

痛みから解放されるとこんなにも気持ちが良いものなのかと感激しましたが、その状態は5日半ほどしか続かずその後に、好転反応で(痛みが解消される過程で一時的に起こる各種の体の症状)今まで感じたことのないような凄まじい激痛が襲ってきました。股関節~お尻~ももの前面の深い部分がチクチクして気持ち悪い痛みです。しかしこれは湿布を貼ったら徐々におさまり、その後は軽いだるさをときどき感じる程度でした。

強い好転反応がでた時期もあったものの…痛みは解放へ☆

また、最後のセラピーを受けた日の夜は意外にも地獄のような辛い体験をしました。お尻と太股の辺りを中心に下半身がしびれるほどの痛みで、湿布を貼っても効果がなく朝までほとんど一睡もできませんでした。これは朝一番に電話して相談しなければと思っていましたが、起床後にEーサイズ(エゴスキューのエクササイズ)をやっているうちにあんなに辛かった痛みが消えてしまいました。

その後は時折思い出したように軽い違和感や痛みを感じるものの、概ね痛みから解放されています。

それでも、毎回のセラピーの時間もとても楽しかったです。エゴスキューをやって本当に良かったと思っています。

痛みから解放されると信じて☆

好転反応の辛さは想像していたよりもずっと厳しいものでした。先ほどの本やホームページでの体験談などで、すぐに効果が現れると読んだので、なかなか痛みが良くならないことに悩んだことも多々ありました。しかし私はエクササイズをすること自体は好きなので、家にいるときには、毎日Eーサイズをやっていました。

やれば即、効果が出るのでそれは本当に嬉しかったです。

しかしそれがなかなか長続きするようにならず、もどかしい思いもありました。けれどもいつかは痛みから解放されると信じてコツコツと続けることできっと、やって良かったと思える日が来るでしょう。