江端 憲二さん
エゴスキュージャパン
渋谷スタジオセラピスト
エゴスキューとの出会いは衝撃的でした。
そう語るのは、エゴスキュージャパンの江端氏。
痛み解消法エゴスキュージャパンの渋谷スタジオに勤務している。
江端氏は12年間もの間、整体師の先生をしていた。
100店舗を目指す大手整体チェーン店の埼玉の統括マネージャー。
自身も施術を行いながら月に1000人以上、年間12,000人以上の方の治療経過を見守っていた。
著者のこの質問に、一瞬照れ笑いをして、こう答えてくれた。
大学時代、バイク便のアルバイトをしていいた時に腰を痛めまして・・・
当時、体力には自身があると思っていたのですが
初めて身動きが取れないという経験をしました。
その時に駆け込んだのが整体院。
一発で腰痛が消えたことに感動して、
『こんなすごい仕事があるのか!!』と、整体師になることを決意。
親にも内緒で退学届を出して整体の学校へ入学し直した。
当然、親からは激怒されるが決意は変わらなかった。
我ながら呆れるくらい先のことを考えていないと思うのですが・・・
そう額に手を当てて恥ずかしそうに照れ笑いしながらも、
きっぱりとこう言い切った。
整体師の仕事は本当にやりがいがありました。
心を込めて治療をしていると、楽になったと喜んでもらえる。
こんな嬉しいことは無いと思って一生懸命に取り組みました。
わずか3年で店舗の院長も任せされ、気づけば6店舗を一度に見るエリアマネージャーまで。
正直、すべての店舗の患者さんを診るまでは手が回らなかったが
それでも自分のできることを全力でやり切った。
ところが、ある日、江端氏は気がついてしまったのだ・・・
せっかく良くなった患者さんが治療院に戻ってくる現実に。
せっかく痛みが取れたから、家でもこんなことをして良い状態を維持してくださいね。
必ず家での過ごし方もお伝えしているにもかかわらず、
『先生、自分じゃできないから。いいのいいの。1週間後に先生に楽にしてもらえばいいんだから。』
そう、悪びれずにやってくる患者さん。
自分は人に喜んでもらいたくてこの仕事をしている。
もちろん、『先生に全部お任せしますー。』そう信頼してもらえるのは嬉しい。
治療家冥利に尽きると言ってもいいだろう。
けれど、本当にこれでいいんだろうか?
自分自身の健康なのに、それを人に丸投げしている患者さんが多いこと。
また、自分自身もそのことを助長している仕事をしていること。
整体は決して悪い方法では無い。
けれど、自分のやっていることは、根本的に人の喜びに貢献しているのだろうか・・・
本来、思い立ったら一直線な性格。
患者さんを100%依存させたままでいいのだろうか。
健康は人生にとって必須条件なのに、
自分が治療をすればするほど依存する人を増やすだけでは?
葛藤が深まるほど、モチベーションが落ちていることに気づいた。
このままではいけない。患者さんに対して失礼だ。
自分で自分の健康を管理できる方法も探してみよう。
そう目覚めたとき、急に脳内にある雑誌記事のことが浮かんだ。
そういえば、自分で自分を治す体操があったぞ。あれだ!!!!
夢中で雑誌のバックナンバーをひっくり返して調べた。
その時に改めて出会い直したのが、痛み解消法エゴスキューだった。
『とても興味深かったですね。』
一瞬、とても神妙な顔で江端氏はそうつぶやいた。
整体も、体全体を整えていくのですが、
肩こりがあれば肩をほぐしたり、腰が痛ければ腰を、膝が痛ければ膝を重点的に施術するという
部分的なアプローチをすることも少なくありませんでした。
でもね、エゴスキューは体全体を連動して動かして
全体のゆがみを治すことで痛みを解消してしまうんです。
しかも自分でできるんですよ!!
ここまで一気に話すと、急に顔が輝いた。
他にも同じような方法は無いだろうか?
1年間かけてありとあらゆる方法を学びに行った。
けれど、講習を受けるたびに学びがあり、しっくり来るのがエゴスキューだった。
患者さんに『自立』して健康を維持してもらう方法。
ここまで患者さんのことを考えているメソッドはエゴスキューしか無い。
そう気づいてしまうと、ますます整体の仕事へ力が入らなくなった。
このままでは患者さんに失礼になる。
そう感じたので、整体の仕事からは退くことにした。
トレーナー養成コースを出た後、代表の水野氏から
『エゴスキューで働いてみないか?』と声をかけてもらい迷わず飛び込んだ。
江端氏は様々な奇跡を目の当たりにしたという。
椎間板ヘルニア
脊柱管狭窄症
股関節症
四十肩、五十肩
慢性的な肩こり
整体では完治がかなり難しい痛みが、エゴスキューでは当たり前のように治っていく現実。
ある日、こんなことがあったという。
痛みで歩けなくて杖をついてやって来たクライアントさん。
お見送りした後に、なんと杖を置いて行っているでは無いか。
杖を持って走って追いかける時、
前をスタスタ歩いているその方の背中を見て感動に胸がはちきれそうだった。
そして次にスタジオにやってくる時は、さらに元気になってはつらつとやってくる。
患者さんの痛みを取るだけでなく、自立まで支えることができる。
やっと見つかった天職だ。そう感じました。
江端氏の嬉しそうな、なんとも優しい笑顔を見ると著者も安堵に包まれてしまった。
僕ね、整体師の友人にも散々エゴスキューを進めました。
皆、それは本当に良い方法で素晴らしいと思うけど・・・
自分で治されちゃったら、俺らの仕事無くなるよね。
そう言われました。
現実問題、痛み解消は自分で体を動かすしか根治する方法は無い。
それが整体院での治療を長年続けて来た僕の結論であり、
エゴスキューの40年の実績が告げている現実です。
でも、どうでしょう。
そう言われても急に受け取る患者さんは少ないでしょうね。
目の前の痛みで苦しんでいたら、誰かの手を借りて楽になりたいのが人間の性というもの。
エゴスキューの普及をすれば整体の仕事が無くなってしまった。
そんな現実も面白いけれど、実際には需要は無くならないでしょうね。
だけど、全部を治療家にお任せします。
ここには患者さんご自身も、治療家の方も疑問を持って欲しいです。
もしも、その整体院が無くなってしまったらどうでしょう。
患者さんは自分で自分の健康を維持する自信はありますか?
治療家の方は、ご自分が会っていない時も、その方を健康にしている自信はありますか?
現実と理想にギャップがあるのなら、信じてやって来た事に疑問があるのなら。
今からだって修正はできます。
治療院に行って1週間に1回、楽な時間を取るだけでなく、
それ以外の日常生活での何百時間もの時間をご自分で管理することが最も大事だと僕は思います。
ここまで話すと、江端氏の顔は爽やかに輝いていた。
江端氏は語る。
エゴスキューは自分で自分を良くする方法で、これは凄いことなんだと。
実は治療家は人を治す方法は知っていても、自分で自分の体を治せない。
そのため彼自身、治療家仲間に教えることがあるという。
患者さんの治療をするだけでなく、治療家も健康になって、
自分で自分の人生を良くして行くエゴスキューをこれからも普及して行きたいです。
著者の最後の質問に、江端氏の顔はほころぶ。
そうですね。
クライアントさんが元気になって旅行行けるようになったとか、
歩けなかった方が、ウォーキングしているのよ!!とか、
毎回、お会いするたびに元気になって喜んでくださる姿に立ち会う時ですね。
それと、旅行先で急にぎっくり腰になっちゃったけど、自分で治したわ。
なんて、頼もしい事を事後報告してくださる方もいます。凄いですよね。
3年間、驚きっぱなしです。
そして、何よりもクライアントさん自身が行ったことが、自分の健康になって帰ってくる。
ここが整体と大きく違う点ですね。
自分で自分の一番大切な健康をつくれる。
これって本当にすごいことだと思います。
この春、江端氏はパパになるという。
妊娠中の奥さんにも、負担にならない範囲でエゴスキューを行うと
とても楽になると喜んでもらっている。
大切な家族の健康を守って行けるのは心強いですね。
これからもエゴスキューを広めて行きたいです。
痛みがある方は、迷わずエゴスキューにご相談ください。
無料でご相談を承っておりますのでお待ちしています。