昔から体を動かすことが大嫌いでした。運動の時間はよくさぼりました。体操をしてもすぐ疲れてしまいゴロン。私の中には、「動く=疲れる」というのがインプットされていてそんなに動いていないのに、疲れを感じてしまうようななんとも情けない状態でずっと過ごしてきました。
運動の本を何冊も読んで、それで満足しているような自分で、なかなか実行できず、頭では「体を動かすことは大切」と思っても、続かないというのが現状でした。
幸い、たいした大病もせず、こんなものかと思って過ごしてきました。でも、何となく右の股関節がおかしいというのはわかっていました。そして、だんだん年を重ねるうちに、背中が張ったり肩こりがひどくなることが多く、整体に2~3カ所通い、それなりに良くなってきました。
しかし一昨年、NHK文化センターでエゴスキューを知り、「自分の体を自分で治す」という言葉にハッとしました。
そして、さっそく個人セラピーを申し込みました。すると体だけでなく心もどんどん変わっていきました。うれしかったですね。だって運動でほめられた経験がゼロでしたので、セラピストの方に「すごい!すごい!」なんて言われると嬉しくて、ますます毎日メニューをこなしたくなっていきました。
心の変化としては心が軽くなり、そして、心がおだやかな日が多くなり、以前は他人の言動にすぐ反応して落ち込むことが激しかったのですが、今の自分には流す余裕が生まれてきました。
今は「動く=元気になる」という いままでとは正反対の意識が自分の中にできました。このように心までも変えてくれるエゴスキューってすごいと思います。
今は、体を動かすことが本当に大切だということが、身にしみてわからせていただいたので、エゴスキューのメニューは毎日、週3回のウォーキングも実行しています。体が整うと心もおだやかになるんですね。これってありがたいです。だって、健康で心が安定しているって最高って心の底から思えるのですから。感謝、感謝です。
これからも体を動かす喜びを感じながら、このエゴスキューのメニューをずっと続けていこうと思っています。
エゴスキューの個人セラピーを終えて、早2年が過ぎ、今までいかに体のことを他人まかせにして、体の手入れをしてこなかったかと反省しました。長い間、体の不調をかかえながら、時には整体に通う日々を、何年続けてきたことでしょう。そんな時、「自分の体は自分で治す」というエゴスキューに出会い、やっと整体とも縁が切れるようになりました。
今でも、肩が急に痛くなってびっくりすることもあるのですが、あわてることもなく自分で必要であろうEーサイズ(エゴスキューのエクササイズ)をすると、不思議と痛みも消えます。今までのように整体へ駆け込む必要もなくなったことは、私にとって、とてもうれしいこと。そこへ通う時間、手間など考えても、自分で治せるってすごいです。
体が整ってくるといろいろな変化もありました。まず一番感じることとしては、自分の目線が上がるので、視野も広がり、すべてのことに対しても肯定的にとらえられるようになり、生きることが楽になりました。
そして心の安定が大きいです。今までは、何となく心が不安で、びくびくしていた所がありましたが、体のゆがみが原因のひとつであったことも、今では理解できます。心と体は確かにつながっていると、はっきりわかるようになりました。
これからも、エゴスキューを友として、自分の体と向き合い、毎日の生活にとり入れていきたいと思います。最後に、私がエゴスキューを続けてこられたのも、すばらしいスタッフやセラピストの方々のおかげと心から感謝しています。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします。