理想的な人生を送るヒント

理想的な人生を送るための方法を、書籍「痛み解消メソッド驚異のエゴスキュー」(ピート・エゴスキュー著)の中で紹介しています。

以下ではその方法を引用していますので、あなたの人生を理想的なものにしていくために、ぜひお役立てください。

食べ物と飲み物

行動パターンを把握したら、次に「生活パターン」である食べ物と水分補給についてお話しましょう。

体を動かすと、体のシステム全体にエネルギーを満たすことができます。ところが、多くの人は動きという刺激を使わずに、ニコチンやカフェインの力を借りて、目を覚ましたり、やる気を出そうとします。また、砂糖やアルコールなどをとることでリラックスしたり、ぐっすり寝ようとするのです。けれども、体を動かせば、このようなものは必要ありません。それが、理想的な生活なのです。

たとえば、夜10時に口さびしくて、一人で特大のピザを食べていた人が、太って血糖値が上がるとしたら、それはなぜでしょう。意志が弱いから? 仕事がつまらないから? 遺伝子のせい? 私は体を動かすことが足りないからだと考えます。

また、食べ物だけでなく、水分補給も非常に大切です。筋肉組織は90%以上が水分です。水そのものを飲むのが一番よいのですが、多くの人は刺激が欲しくなると、コーヒー、お茶、コーラ、甘いジュース、アルコールなどを飲みます。

その結果、筋肉は動かしてもらえずに機能を失い、さらに適切な水分補給を得られないという二重の危険にさらされます。こうした生活パターンも見直さなければなりません。行動日記に、食べ物と飲み物日記も加えてください。

日常的に体を動かすようになると、しだいに食べ物や飲み物の質も量も変わってくることに気がつくでしょう。体が自然と、体によい自然なものを欲しはじめ、人工的な刺激をほしくなくなるからです。でも、家にいなければならない、体を動かしたくない、寒くて憂鬱な日は、甘い物、塩辛い物、またはコーヒーに手が伸びるかもしれません。

理想的な生活を送っている人は、食べ物を体の再生とエネルギーの補給に使い、刺激には使いません。そして、水をよく飲みます。動きのない生活パターンを壊して、動きを取り入れると、水への欲求が自然と高まることがわかるでしょう。水を飲みすぎて、体に悪いということはありません。また、健康体になりはじめると、体が新鮮な野菜や果物、良質のたんぱく質を自然と欲しはじめ、コーヒー、アルコール類、タバコ、甘い物、油っこい物、添加物の多い物、加工品、ジャンクフードなどを受けつけなくなります。

【体によい水分をとり、エネルギーをアップする方法】
  • 常に水を飲みながら食事をする
  • 朝起きたら、一番はじめにコップ一杯の水を飲む
  • 寝室や車の中には、水だけを持ち込む
  • 机の上に、いつも水のボトルか水差しを置く
  • 甘い炭酸飲料やスポーツドリンクの代わりに、しぼりたてのフルーツジュースを飲む
  • コーヒー、お茶、甘いジュースを、水に代える日を週に1日は作る
  • 疲れたときには、まず水を飲む。ほかには何もいりませんよ。実は脱水症状で疲労感を感じている人もとても多いのです